カーオーディオにもこだわりを
昨今のカーオーディオのブリアンプの多くは設置スペースの関係から単独の製品は減少傾向にあり全ての機能が1DINサイズのユニットに収まったモデルが増加しています。
その一方で中古車などを購入し既存のシステムにアンプが無い場合に後からオプションで付け加えてソース音源が本来持っている特性を最大限に引き出して迫力のあるサウンドを楽しめる手段として中古市場でも一定の需要があり、特に高級モデルは高値で取引されているケースもあります。
ブリアンプ買取の方法
カーオーディオのブリアンプはカー用品やオーディオ用品を取り扱っているリサイクルショップなどで買取を実施しています。
店舗に直接持ち込めば査定が実施され、アンプが正常に機能するのか動作確認が行われメーカーや型番、使用年数、付属品の有無、表面の傷や経年劣化に加えて、中古市場価格の相場や中古品として販売した場合の人気度やプレミア度、さらに各ショップが持つ基準に従って査定額が提示されます。
その金額に納得することができればアンプの売買契約が成立し、古物商取引法で買取を行う事業者に義務付けられている本人確認のために免許証やパスポートなどの公的身分証明書を提示した後、売買契約書に必要事項を記入して提出すれば買取金額を受け取ることができます。
カーオーディオのパワーアンプやアンプの買取を行える店
カーオーディオを買取れる店はカー用品の中古を販売している店に多いです。
一般的に家で使うオーディオとは違うのでリサイクルショップなどに持ち込むと安く見積もられることが多いです。
アンプの高価買取の基準としてノイズが少ないことやメーカー製品であること、商品が綺麗で付属品も揃っていて支障なく使用できることが挙げられます。
近くに中古のカー用品店がない場合は宅配と出張の買取方法を選べる店もあります。
メールや電話で事前に大凡の概算を聞いてから売却できる店もあります。
支払い方法に関しては口座振込と現金払いが多いです。
また、ガリが多い時に自己責任で分解と組み立てが出来る場合接点復活剤で一時的に収まることがありますが絶対的に治る物でも無く商品の保証が切れる恐れもあるので注意が必要です。
また、アンプを非常に長時間使用している場合は電解コンデンサの寿命も考えられます。
製造メーカーが動作保証している時間は2000時間程度とも言われています。
因みにパワーアンプには2chのものと4chの物が主にあります。
勿論中には6ch以上の物もあります。
フロントスピーカーとウーハーを繋ぐものは2chでフロントスピーカーとリアスピーカーを繋ぐものは4chになります。
アンプをアップグレードするために必要なこととは?
現在使用しているアンプの機能に不満がある、出力がもう少し大きな製品が欲しい、コントロール機能が充実しているアンプが欲しいとなったとき、アップグレードすることで問題を解決できることがあります。
一般的なオーディオ機器のアンプ部は、プリメインと呼ぶプリ部とメイン部(もしくはパワー部)が1つの筐体に収まったタイプになります。
この場合、プリ出力やパワー入力の端子が背面に設けてある製品の場合は、プリ出力にPOWER AMP、パワー入力にPRE AMPをそれぞれ個別に接続してアップグレードすることもできます。
このような入出力端子がある製品であることが条件になりますが、通常はこれらの入出力端子はショート用のピンコネクターでショート状態になっていて、PRE AMPやPOWER AMPを接続するときはショートピンを外して各機器からのRCAコードを接続すれば、今よりも多機能コントロールのプリ部やより余裕ある出力のパワー部を構築することができます。
DIYでも実現する?アンプを自分で作るためのポイント
アンプは、増幅といった意味を持つ電子回路だったりオーディオ機器の名称だったりしますが、オーディオ機器を自分で作る人も少なくありません。
特に、真空管式の増幅回路は優しい音色を再現できるなどの理由から人気を集めているのですが、真空管のアンプを製造しているメーカーは昔と比べると激減しているので自分で設計して作るなどの選択肢があります。
回路設計ができる人ならDIYで製作することもできるけれども、回路の設計ができない人は基本的自ら製作することができない、このように考える人も多いことでしょう。
ただ、世の中にはキット品と呼ぶ電子回路の設計などをせずに同梱されている部品をプリント基板に取り付け半田付け、シャーシーを組み立ててそこに必要な部品を配置、回路を接続して自分で作ることができる製品もあります。
また、インターネットの中にはアンプの回路集などの情報を提供しているウェブサイトもあるので、このような情報を利用すればアンプを自分で製作することも可能です。
製造メーカーの特徴を知ることはアンプを選ぶときのコツの一つ
オーディオ機器の中でも音質の決め手となるのがオーディオアンプですが、最近はオーディオ機器を製造する会社も少なくなっていて、同じ会社の中でも新製品が登場する機会もかなり激減しているようです。
元々、昭和の時代はオーディオブームがあったことからも、多くの人々が単品で選んで好みの組み合わせで音楽を楽しんでいましたが、日本の住宅事情を考えるとなるべくコンパクトサイズの方が良い、このような理由から徐々に製造する会社もある程度限定され同じ会社の中でも限られた製品だけが製造販売するスタイルが一般的になりました。
ただ、現在でもアンプはこのメーカーなどのように、特定の会社の製品を好む人が多いのが特徴です。電源トランスを製造している会社がアンプを製造するなどの場合、音質の決め手となる部分になるので、このようなメーカーのアンプが音が良いなどの理由から人気がありますが、デザインや使い勝手などで選ぶ人も少なくありません。
アパートで音楽を楽しむときのマナーやアンプの出力について
アパートに住んでいる人でも普段の生活の中で音楽を聴く時間を設けたい、このような理由から本格的なオーディオセットを購入して楽しむ人も多いのではないでしょうか。
ただ、集合住宅といった点からも日中の時間帯でもある程度音量には注意をしないと隣近所から音が大きいなどのクレームが入ることになりますので、思い切り音を鳴らすことはできません。
さらに、夜間などの場合は木造建築物の場合ではお隣さんとの壁が薄いため、音がより伝わりやすくなるのでアンプの出力は極力下げた形で音楽を聴くなどがマナーです。
アンプの中には大きな電源トランスを採用している製品もありますが、電源トランスはアンプの音質の決め手となるもの、より大きく出力が高い電源回路は音質が良くなる半面、アンプ自体の重量も重くなりがちです。
アパートの2階の部屋に住んでいる場合では、重量があるオーディオ機器を設置していると床が抜けるなどのリスクもありますので注意が必要です。
屋外で使用するアンプの出力や電源について
ライブコンサートのときの音響システムのことをPAと呼びますが、PAとはパブリックアドレスの略語で屋外での音響システムになる関係から、会場の中でどのような場所にいても同じようなサウンドを提供したい、このように考える関係者は多いといえましょう。
ステージの上で演奏するアーティストは、マイクを利用して歌を奏で、楽器類はマイクを利用して集音したり直接ギターやベースなどのアンプからミキサーに接続してミキシング処理を施した上でステージの両サイドに設置されているスピーカーから音を鳴らすといった仕組みになります。
このとき、ミキサーとスピーカーの間に接続するのがパワーアンプであり、一般的なオーディオシステムのプリ部はミキサーが処理して、音量や音質を整えたオーディオ信号をパワーアンプに送ります。
ライブ会場で使用するパワーアンプは、広い敷地の中で遠くまで音を伝える必要がありますので出力も300Wや400Wなど高出力タイプが使用されます。
カーオーディオ情報
◎2023/9/1
情報を更新しました。
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